日産自動車は3月28日、パキスタンでの自動車生産を再開すると発表した。ダットサンブランド車を現地生産し、2020年の初頭に販売を開始する。
日産は、ガンダーラ日産との間で、ダットサンモデルの現地生産のための生産およびライセンス契約を締結。これにより、パキスタン市場への参入が可能になった。
日産は2010年、『サニー』の現地生産を終了し、パキスタンでの生産事業から撤退。日産にとって、パキスタンでの自動車生産の再開は、およそ10年ぶりとなる。
ガンダーラ日産は、最初の4年間で45億パキスタンルピー(約4100万ドル)を投資する予定。ダットサンモデルの現地生産を計画する。生産再開に伴い、現地で1800名以上の雇用が創出される見通し。
なお、今回のプロジェクトは、パキスタン政府の自動車開発政策における「ブラウンフィールド開発奨励策」の対象に。この政策では、稼働していない工場を活用し生産を開始することを奨励している。
日産自動車がパキスタンでの生産を再開へ、10年ぶり…2020年にダットサンを投入
2018年03月29日(木) 13時30分
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