韓国キアモーターズ(起亜自動車。以下、キア)は2月15日、新型『シード』の概要を明らかにした。実車は3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー2018において、初公開される。
『シード』は、キアモーターズの欧州市場における主力コンパクトカー。2012年春、ジュネーブモーターショー2012で発表された現行型は、2世代目モデル。激戦区の欧州Cセグメントに投入され、販売面で成功を収めた。親会社のヒュンダイ『i30』のプラットホームをベースに、開発されたのがシードとなる。
ジュネーブモーターショー2018で初公開される予定の新型シードは、3世代目モデル。新型は、ドイツ・フランクフルトのキアの欧州デザインセンターが設計を担当。スロバキア工場で生産を行う。「メイド・イン・ヨーロッパ」が強調された。
新型シードでは、スポーツセダンの『スティンガー』のデザインモチーフを、取り入れたフロントマスクが特徴。全体では、力強さに重点を置いたデザインを追求する。
新型シードのパワートレインは、ガソリンとディーゼル。ガソリンは、新開発のダウンサイズ直噴1.4リットル直列4気筒ターボ「T-GDi」を、従来の自然吸気の1.6リットルに代えて設定。最大出力140psを発生する。トランスミッションは、7速デュアルクラッチを組み合わせている。
キアの主力小型車、シード 新型を発表予定…ジュネーブモーターショー2018
2018年02月16日(金) 09時30分
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