日産自動車は8月31日、日産『アトラス』バン架装車に荷室架装時の車台側締結位置が不適切なものがあるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは日産『アトラス』、三菱『ふそうキャンター』、UDトラックス/日産ディーゼル『コンドル』、いすゞ『エルフ』の4車種で、2007年7月11日から2017年7月24日に製造された1440台。
バン架装車において、荷室架装時の車台側締結位置が設計意図と異なるものがある。そのため、走行中の荷室揺動による前輪サスペンションのアンカーボルトへの入力が大きく、そのまま使用を続けると、当該ボルトが折損して車両姿勢が変化し、また、折損したボルトが燃料タンクを損傷させ、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがある。
改善措置として、全車両、当該アンカーボルトを対策品と交換し、燃料タンク保護カバーを追加する。
不具合は6件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。
【リコール】日産 アトラス バン架装車など、燃料タンク損傷のおそれ
2017年09月01日(金) 19時00分
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