ゼネラルモーターズ・ジャパン(GMジャパン)は8月31日、キャデラック『CTS』のブレーキパイプに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2009年12月2日〜2013年9月2日に輸入された計686台。
ブレーキマスターシリンダからABSモジュレータバルブ間のブレーキパイプの配索が不適切なため、当該ブレーキパイプがエキゾーストマニホールドの遮熱板と接触していることがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、走行時の振動等によりブレーキパイプが損傷してブレーキ液が漏れ、最悪の場合、制動力が低下する。また、漏れたブレーキ液が高温の排気管等にかかり火災に至るおそれがある。
改善措置として、全車両、マスターシリンダからABSモジュレータバルブ間のブレーキパイプを対策品に交換する。
不具合は10件発生、事故は起きていない。市場からの不具合情報により発見した。
【リコール】キャデラック CTS、ブレーキパイプ損傷のおそれ
2017年08月31日(木) 19時09分
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