メルセデス・ベンツ日本は7月27日、メルセデスベンツ『SLK250』などの横滑り防止装置(ESP)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは『SLK250』、『SLK350』、『SLC180』、メルセデスAMG『SLC43』の4車種で、2015年7月21日〜2017年3月6日に輸入された1047台。
ESPの制御プログラムが不適切なため、衝突被害軽減ブレーキまたは、車間制御付きクルーズコントロールが作動中に、道路状況の変化や運転者のハンドル操作により機能が解除となった際、ブレーキの油圧が完全に解放されないことがある。そのため、ブレーキが引きずり、そのまま走行を続けると、ブレーキが過熱して、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
改善措置として、全車両、ESPの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。
不具合および事故は起きていない。ドイツ本社からの情報により届け出た。
【リコール】メルセデスベンツ SLK250 など、ブレーキを引きずるおそれ…ESP不具合
2017年07月28日(金) 10時54分
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