スウェーデンのEVメーカーで、サーブブランドを傘下に持つNEVSは6月7日、中国で開幕したCESアジア2017において、『In Motionコンセプト』を初公開した。
In Motionコンセプトは、未来の自動運転車を提示したコンセプトカー。大都市に住む車を所有しない人々に向けて、安全かつ効率的に移動できる手段として、自動運転車を提案する。
In Motionコンセプトは、「レベル5」の完全自動運転車。そのため、室内にはステアリングホイールやアクセル/ブレーキペダルなどの操作機能を装備していない。乗員はシートの位置や照明などをコントロールするために、専用のアプリケーションにアクセス。シートのレイアウトは、プライベート、ソーシャル、会議の3つのモードを備える。
パワートレインはEV。その詳細は公表されていないが、NEVSによると、ワイヤレス充電に対応しており、利便性を向上させているという。
NEVSのセールス&マーケティング担当、Jonas Hernqvist副社長は、「このデザインは、移動の時間を価値で満たすためのもの。柔軟で非常にユーザーフレンドリーなコンセプトを提示した」と述べている。
【CESアジア2017】サーブの親会社、完全自動運転EVを公開…NEVS
2017年06月08日(木) 10時15分
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