by 鈴木大五郎 on 2021年05月07日(金) 17時00分
◆BMWらしいオリジナリティが感じられるR18
BMWとしては意外ともいえるクルーザースタイルの『R18』であるが、そこはさすが、アメリカンスタイルではなく、どこから見ても(乗っても)BMWというセンスを身につけて登場した。
その大きな要因はやはりBMW伝統のボクサーエンジンを搭載しているということだと思われるが、それだけでなく燃料タンクの造形やエギゾーストの形状等、これぞBMWのマシンといったオリジナリティが感じられる。
また・・・
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by 鈴木大五郎 on 2021年04月22日(木) 20時00分
ビギナーだけでなく、ベテランに対しても手放しにオススメできる大型バイクとは何だろう?そう考えた時に候補に挙がるマシンはいくつかあるものの、様々な要素を考えるとそれは一握りに絞られる。
そんなスペシャルな1台に今年名乗りを上げたのがトライアンフの『トライデント660』である。
その理由はいくつもあるが、まずは最初にふるいにかけられる価格設定で合格印が与えられる。テストする身としても、気分的に気楽に接することが出来るのが良い。そして跨・・・
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by 鈴木大五郎 on 2021年04月03日(土) 17時00分
◆ムルティへの意気込みが感じられる先進装備
V4エンジンを搭載して登場した『ムルティストラーダV4』のトピックは数多くあれど、まず最初に紹介しなければならないのがアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)のことであろう。
高速道路での巡航時、クルーズコントロールを使うか否かはライダーによって好みの分かれるところ。よっぽど空いているまっすぐな道であればオン!ではあるが、ある程度交通量が多かったり、カーブが連続していたりすると、頻・・・
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by 鈴木大五郎 on 2020年08月12日(水) 22時00分
『1290スーパーデュークR』と『1290スーパーデュークGT』は、基本的に多くのコンポーネンツを共通とした兄弟車であった。
LC8と呼ばれる1301ccのVツインエンジンを、スチール製トレリスフレームに搭載。Rはスポーティなモンスターネイキッドマシン。対するGTはRをベースに、よりツーリングシーンでの快適性を装備したキャラクター。しかし、2020年モデルでRがモデルチェンジを行なったことで、兄弟車でありつつも、互換性のあるパーツの使・・・
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by 鈴木大五郎 on 2020年08月03日(月) 20時30分
排気量の大きいシングルエンジンというと、皆さんはどんなイメージを持たれるだろうか?
重ったるい。振動が多い。味わいがある。トルクフル。人によって感じ方は様々だと思うが、ハイパフォーマンスのマシンに多気筒マシンが多いこともあって、パフォーマンス重視といった印象を持たれる方は少ないかもしれない。しかし、ハスクバーナ・モーターサイクルズの『701シリーズ』に乗ってみたら、ビッグシングルに対するイメージが180度回転。そのハイパフォーマンスぶ・・・
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by 鈴木大五郎 on 2020年07月23日(木) 17時00分
80年代から90年代初頭あたりまで我が国のバイク人気は凄まじく、各メーカーが競ってニューモデルを市場に投入していた。
日本独自の免許制度によるものか、日本市場に向けたミドルクラスはとくに人気で、車検制度のない250ccクラスはことさら激戦区に。しかし、その後は景気の悪い時代が到来した影響か、とくに国産ミドルクラスのラインナップが激減していた。
◆オリジナリティ溢れる新生ハスクバーナのロードモデル
しかしここにきて、とくに東南アジ・・・
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by 鈴木大五郎 on 2020年07月19日(日) 12時00分
アドベンチャーマシンが世界中で大人気である。
この「アドベンチャーマシン」の定義とはなんぞや?なのであるが、アドベンチャー=冒険などと大袈裟なものではなく、オフロードも走れるツーリングマシンというのが一般的な解釈で良いと思われる。ここが一般的なオンロードオンリーのツアラーとは異なるところだろう。
そんな大人気のアドベンマシンであるからして、メーカー各社から様々なマシンがこのクラスに投入されている。それこそほぼオンロードオンリーでスポ・・・
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by 鈴木大五郎 on 2020年07月16日(木) 20時00分
新生インディアンは決して過去の遺産にしがみつくブランドではない。
もちろん、往年のイメージを大切にしてはいるものの、現在進行形でさまざまなアイデアが盛り込まれ、スポーティさも兼ね備えるマシンをリリースしている。
アメリカで根強い人気を誇るフラットトラックレース…しかも、ハーレーの独壇場でもあったそのフィールドに殴りこみをかけ、あっさりと全米選手権を3連覇してしまったというエピソードも、非常に興味深いものだ。そのレースモデルのレプリカ・・・
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by 鈴木大五郎 on 2020年07月03日(金) 12時00分
並列ツインエンジンを搭載したKTM初のマシン。『790DUKE(790デューク)』はKTMらしいスポーティさを持ちつつ、乗り易さや使い勝手という汎用性をあわせ持ったマシンだった。
サイズ感やちょうど良いパワー等、もしかするとKTMのオンロードバイク史上、もっともバランスの取れたロードマシンであったかもしれない。
一方でKTMもずいぶんと乗り易くなったなぁという声も。最近のKTMはどのマシンも非常にバランスの取れたトータルパフォーマン・・・
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by 鈴木大五郎 on 2020年06月28日(日) 12時00分
インディアンという、誰もが欲しがりそうな伝説的ブランドを買収したのがポラリスで本当に良かったなぁ…とニューモデルである『チャレンジャー』に乗って強く感じることとなった今回の試乗。
1901年にアメリカ最古のモーターサイクルブランドとして誕生したインディアンであるが、数多くの名車を世に送りだすも、20世紀半ばには経営破綻に追い込まれる。その後も復活と倒産を繰り返していたようであるが、それはあまり実態のない会社だったようにも思える。しかし・・・
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ティーダからの乗り換え。ダイハツCVTの味付けが自分に合っていたことから...[ 続きを見る ]