by 南陽一浩 on 2023年07月15日(土) 13時00分
日本でも発売になったばかりのプジョー『408』。PHEVモデルの「408 GT HYBRID」とガソリンICEの「408 GT」に、フランス現地で総計1000kmほど試乗することができた。すでに日本での試乗記も多々、出回っているが、驚かされるのはトヨタ『クラウン』との類似性を指摘する声の多さだ。
◆SUVでもステーションワゴンでもない「空白地帯」を捉えた408
いずれも、セダンでもSUVでもない新種のクロスオーバー的ファストバックのフ・・・
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by 南陽一浩 on 2023年05月22日(月) 21時00分
◆ボルボ最新の4モデルをイッキ乗り
結論から述べてしまうと、ミディアム以上のセグメントのEVやPHEV、つまりそこそこ車格の大きな電動車なら、東京のような大都市より地方都市の方が向いていると思う。ここで分けて考えておきたいのはコンパクト&スモールEV。市街地でも住宅街でも村でも、人里限定のコミューター用途として高速道路にのらない前提の軽EV、あるいは高速道路やバイパスを走るとしてもたまに程度の、欧州Bセグ・ハッチバック相当のEVだ。
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by 南陽一浩 on 2023年04月21日(金) 16時25分
日本アイ・ビー・エム(IBM)は、4月13日・14日に都内で「The DX Forum」のリアルイベントを開催した。テーマは「リアルとデジタルが一体化するボーダーレス時代のビジネス変革」。会場では30以上の講演が行われ、メタバースやデジタルツインなどの先進テクノロジーを活用した取り組み、モダナイゼーションに対応した最新のインフラストラクチャーの構築事例、データを活用したプロセスの自動化や最適化、金融、保険、自動車、電機・電子、ヘルスケア・・・
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by 南陽一浩 on 2023年04月06日(木) 12時30分
インドアのカー・ミーティングといえば年初の東京オートサロンが有名だが、春に同じく幕張メッセで行われる「オートモビルカウンシル」は、ヒストリックカーが主役のイベント。2023年は4月14〜16日の3日間が会期となり、前売りチケットは入場前日まで発売となる。
同イベントは、国内外の自動車メーカーが歴史的に価値が高く、中には博物館クラスの名車を参考出品するなど、貴重な旧車(主催者は敢えて“ヘリテージカー”と呼んでいる)コレクションが一同に会・・・
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by 南陽一浩 on 2023年03月30日(木) 21時00分
本国ではビッグマイナーチェンジが今年から来年にかけて噂されているが、限りなく年次改良に近いマイチェンが、すでに日本仕様にも施されているのをご存知だろうか? プジョー『2008』の話だ。
◆街を意識したスポーティ・シックがフランス的
パッと見に明らかに変わったのはシフトコンソール。前方に向かってコブラが首をもたげるように生えたバイワイヤのシフトレバーから、シトロエン『C4』辺りと同じく指を突っ込んで上下スライドさせるトグル式レバーに変更・・・
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by 南陽一浩 on 2023年03月12日(日) 12時30分
今春、ついに日本市場に新型『カングー』が上陸し、ますます選択肢の増えたフレンチMPV。直接のライバルといえばシトロエン『ベルランゴ』だが、そちらも今年からロングボディ版を追加して新型カングーを迎え撃っているのは周知の通り。でもちょっと待て、プジョー『リフター』にも同時にロングボディが導入されているではないか。正確には「リフター・ロングGT」、価格は455万円〜となる。
◆「二枚目クール顔」のリフターは“陰キャ”認定されやすい?
なぜか・・・
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by 南陽一浩 on 2023年02月08日(水) 10時00分
ボルボ・カー・ジャパンのマーティン・パーソン社長は、レスポンスとの単独インタビューの中で、2023年内に欧州Bセグメント・セグメント相当の新型BEV(バッテリーEV)を、日本市場に導入する予定であることを明らかにした。
1月中旬、次世代のフラッグシップEV『EX90』の欧州ローンチ発表の場で終盤、スモールSUVのシルエットだけが明らかにされていた。すでに市販されているCセグSUVの『XC40リチャージ』、同セグのSUVクーペである『C・・・
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by 南陽一浩 on 2023年01月27日(金) 06時00分
優れたデザインというのは、ただカッコいいとか美しいとか、機能的に優れた造形や意匠を生み出すだけではなく、様式そのものを刷新してみせることにこそ、その新しさ、もっといえば革新がある。アウディが2021年から提案してきたコンセプトカーの連作の第4弾で、1月27日、オンラインでプレス向けに発表した『アクティブスフィア コンセプト』は、まさしくそうした一台だ。
◆SUVクーペで、ピックアップトラックでもあるという新しさ
従前の「スフィア」コン・・・
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by 南陽一浩 on 2023年01月21日(土) 19時00分
クリスマスも正月も終わった今、プジョー『308SWアリュール』しかも「Blue HDi 130」とかけて、ロティサリーチキン的ステーションワゴン、と解くことにしよう。そのココロは…の前に、前提というか下地となる“もやもや”も露払いしておこう。
「ロティサリー」とは、仏語で「ロースト屋さん」を意味する「ロティスリー」の英語読みで、英語圏でも日本でも外来語。フランスでも丸鶏のローストは週末に家族がサクッと集まってワイワイやる際に食卓に上る・・・
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by 南陽一浩 on 2023年01月14日(土) 17時00分
モデルチェンジ毎に先代モデルとの断絶や落差を強調したり、あるいはシルエット的にもトールボーイとロー&ワイドを繰り返したりするフランス車にあって珍しいほど、新しい『DS 7』はキープコンセプトで現れた。
名前の上では「DS 7クロスバック」から「DS 7」と、「クロスバック」が外された。初代が開発された頃、つまり2010年代半ばほど今やSUVという車型が珍しいものではなくなり、フラッグシップに『DS 9』というサルーンを頂く以上、当然の・・・
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燃料警告灯と警告音が再三鳴くので初の給油。………アレ?20L過ぎた辺りで...[ 続きを見る ]