by 島崎七生人 on 2024年04月21日(日) 17時00分
「40系ランドクルーザー」の発展型として1984年に誕生した「70系」。翌年の1985年にはライトデューティ指向のワゴンが誕生。その発展型として1990年に登場したのが最初の『ランドクルーザー・プラド』だった。
「これからの4WD。90’sのモダーン、プラドです。」と、カタログの最初のページにそんな文言があるものの、基本的なスタイルは70系のそれを踏襲。ヘッドランプが70系の丸方に対して角型なのは特徴のひとつ。
またボディバリエーシ・・・
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by 島崎七生人 on 2024年04月14日(日) 15時00分
1974年に誕生、1976年から日本市場にお目見えしたのがVW『ゴルフ』。その3ボックス・ノッチバックセダンとして登場したのが初代の『ジェッタ』だった。誕生は1979年、日本への上陸は1981年のことだった。
“風シリーズ”の当時の新世代VW車の流儀に則り、“ジェット気流”を意味する車名で登場。2ボックスハッチバックのゴルフに対して、コンサバティブなユーザーにも受け入れられるオーソドックスは3ボックス・スタイルを採用。写真のカタログは・・・
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by 島崎七生人 on 2024年04月12日(金) 20時00分
「『XV』の広報車を貸していただけますか?」「あ、『クロストレック』ですね!」……このやりとりは何と実話! 個人的に先代までの好印象があまりに強かったためか、スバルの人を相手に“昔の名前”を口走ってしまう失態を演じてしまったのだった。
たとえ車名を間違えても心優しく広報車の日程を押さえてくださった広報部には感謝しかないが、晴れて(!)クロストレックを数日間改めて試乗でき、実感したのは、スバルの現行SUVの中でもこのクルマは、軽快さと上・・・
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by 島崎七生人 on 2024年04月07日(日) 17時00分
1974年5月、それまでのビートルに代わるVWの主力車種として登場したのが『ゴルフ』。だがその直前……というより僅か2か月前の同年2月に発表されたのがこの初代『シロッコ』だった。
2400mmのホイールベースでもわかるとおり、このシロッコはゴルフと共通のメカニカルコンポーネンツを使って生まれたハッチバック型のスポーツクーペ。位置づけは、ビートル時代のカルマンギヤの後継車に当たるモデルだった。
全高はゴルフの1410mmに対してちょう・・・
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by 島崎七生人 on 2024年04月01日(月) 21時00分
まるでデジカメのバッテリーのような風体のキータグ(重さは35gほどとごく軽い)が無線またはチップでクルマとの通信を行ない、ドアロックを解除。そこまではまあ一般的だが、シートに座り、あたりを見回すと、すでにボルボ『EX30』の異次元体験は始まっていた。
◆物理スイッチがほぼない、異次元体験
縦型12.3インチのセンターディスプレイはいわばテスラ方式。ボルボといえば昔は防寒グローブをしていても操作可能なダイヤル、スイッチ類が売りだったが、・・・
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by 島崎七生人 on 2024年03月31日(日) 15時00分
1996年7月に登場した三菱のSUVの『チャレンジャー』。『パジェロ』が“本格4駆”のキャラクターを持つのに対して、当時の『ハイラックス・サーフ』『テラノ』などと並ぶ、より乗用ユースも意識したクルマに仕立てられていた。
とはいえ2代目パジェロと共通のラダーフレームを採用。ドライブトレーンにはビスカスカップリングとセンターデフ方式のフルタイム4WD機構をもつ“スーパーセレクト4WD”を採用。走行モードは2H、4H、4HLc、4LLcの4・・・
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by 島崎七生人 on 2024年03月29日(金) 21時00分
初代『アウトバック』は、『レガシィ』が2代目(BG型)だった1994年に北米で登場、追いかけて翌95年8月に日本市場でも発売された(最初の日本名は『グランドワゴン』)。実はあのボルボ『V70 XC』(登場は98年)よりも先に世に出た、今でいうクロスオーバーSUVの先駆“車”でもあった。
現行モデルは2021年に登場、2023年9月に新世代のアイサイトが搭載されるなどした改良型だ。今回の試乗車は当初はなかったグレードの“Active ×・・・
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by 島崎七生人 on 2024年03月24日(日) 12時00分
先ごろ惜しくも逝去が報じられた、イタリアのカーデザイナーの巨匠のひとり、マルチェロ・ガンディーニ。ランボルギーニ『カウンタック』を始めスーパースポーツカーのスタイリストとして有名だが、彼の仕事は幅広いブランド、カテゴリーの市販車に及んだ。
シトロエン『BX』もその中の1台。このクルマはガンディーニが独立する直前、それまで在籍していたベルトーネ時代に最後の仕事として手がけ、シトロエンとしては初めてデザインを“外注”したモデルだった。19・・・
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by 島崎七生人 on 2024年03月17日(日) 15時00分
11代目となる新型ホンダ『アコード』、初代の登場は1976年5月。その翌年、1977年10月に追加されたのがノッチバックセダン版の“サルーン”だった。60年代に登場した『ホンダ1300』以来のセダンでもあった。
先行したハッチバックが垢抜けたたスタイルだったのに対し、サルーンは幾分か現実的な雰囲気もあった。それは4ドアであるならハッチバックではなくトランク付きのセダンを!という声に応えたからという背景もあったのかもしれない。
ちなみ・・・
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by 島崎七生人 on 2024年03月14日(木) 19時30分
犬の散歩で我が家の前を通りがかったボストンテリアの飼い主さんに「随分大きく“500”って書いてあるけど、島崎さんのクルマ(=500のツインエア)とは違うの?」と訊かれ、「同じ(フィアット)ですが(車種は)違います」と答えた。500のロゴは、相当目立つらしい。
ご存知のとおりフィアット『500X』は、ジープ『レネゲード』とプラットフォームを共有して誕生。日本市場には2015年から導入開始し、2022年11月のマイナーチェンジで、『500・・・
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燃料警告灯と警告音が再三鳴くので初の給油。………アレ?20L過ぎた辺りで...[ 続きを見る ]