by 桂伸一 on 2022年04月30日(土) 15時01分
日産自動車が4月25日に発表した、クルマの緊急回避性能を飛躍的に向上させる運転支援技術「グラウンド・トゥルース・パーセプション」技術。このプロトタイプ車両に、レーシングドライバー/モータージャーナリストの桂伸一氏が試乗。レーシングドライバーの技術をも上回る? 驚きの回避性能をレポート。
「本当の意味」での自動運転とは
「飛び出して来る!」と判っていれば、この素早いステアリング操作はできる。しかしサーキット走行やレース経験のない、ごく一・・・
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by 桂伸一 on 2021年11月26日(金) 20時00分
新たなジャンルを印象づけるスタイリング
セダンボディの特権か、硬質感のかたまりは、まるでドイツ車のようである。それが、プロトタイプだがほぼ完成形の『WRX S4』の初乗り印象だ…。
写真で見る新型WRX S4はブリスターフェンダーの張り出し、特にリアフェンダー後端のキックアップしたデザインが、個人的には引っ掛かっていた。が、実車を前にすると台形のフェンダープロテクションとアーチを含めた造形が新鮮に感じられ、テールランプにつなげた面の美・・・
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by 桂伸一 on 2021年11月05日(金) 20時00分
新時代の三菱マスクがスタイリングとマッチしてようやく定着した感がある新型『アウトランダー PHEV』。ルノー日産と三菱のアライアンスによって誕生したアウトランダーPHEVは、まずはプロトタイプの試乗だが、ほぼ量産型と言っていい緻密な制御の仕上がりに思わず前のめりになった。
テストコースはレスポンスではお馴染みの「袖ヶ浦フォレストレースウェイ」。勝手知ったるこのコースをアウトランダーPHEVがどう駆け抜けるか!?
◆「もうひと伸び」に・・・
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by 桂伸一 on 2021年08月27日(金) 20時00分
11代目のホンダ『シビック』である。
シビックが生まれ変わった。流麗なリヤビューを持つハッチバックは、派手な出で立ちがアメリカや中国でウケた先代のガンダムチックとは正反対。新型は、欧州でもイギリス風5ドアのデザインだが、大きくイメージを変えたそれがいい。
筆者20代の頃=40数年前に”自力”で手に入れられる新車と言えば、シビックや『カローラレビン』、『ファミリア』、『ミラージュ』他、その当時のスポーツモデルの基本であるテンロク、つま・・・
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by 桂伸一 on 2020年11月02日(月) 00時05分
◆より緻密な“燃焼制御”が可能に
「進化し続けるSKYACTIV-X」、という名目の進化版エンジンを搭載した『マツダ3』のプロトタイプ車に乗った。低炭素社会、CO2削減に向けての環境対応エンジンとして、超希薄燃焼と自己着火、通常燃焼への切り替え、スーパーチャージャーによる過給と、エンジントルクの谷間をモーターがカバーしながら、革新的な内燃機関ユニットとして世に放ち、市場で鍛えられ進化を続けるのがSKYACTIV-Xである。
今回の進・・・
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by 桂伸一 on 2020年04月10日(金) 20時00分
去る2月26日、スバルテクニカインターナショナル(STI)は2020年のレース参戦車両のシェイクダウンを富士スピードウェイで実施。そこで今回レスポンスは、2016年のニュル24時間耐久を戦った『WRX STI』に独占試乗するという機会を得た。ステアリングを握ったのはレーサー/モータージャーナリストの桂伸一氏だ。
シェイクダウンをおこなう2020年車両たちとともに、レスポンスのためだけに2016年モデルを富士スピードウェイに持ち込んでも・・・
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by 桂伸一 on 2019年12月08日(日) 08時00分
『GT-R NISMO』で走り出すとまずはそのボディ剛性のカタマリ感に驚く。それがカーボンルーフの威力だとすると、硬質感を増した進化だと理解できる。
テストコースはいつもの袖ケ浦フォレスト・レースウエイ。路面の摩擦係数は一般公道と同じ。いわゆるサーキット舗装のようにザラザラとグリップ力が高い性質とは違う。なので、クルマの挙動変化が起きやすく素性が掴みやすい。
◆「弱アンダーステア特性」がひとつの答え
そんな中で、低速から高速まで・・・
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by 桂伸一 on 2019年09月21日(土) 12時00分
『スープラ』のこの骨太感はいままでのトヨタ車にはない感触だ。当然の話しだが、ここがBMWとのコラボの表れである。その兄弟車であるBMW『Z4』とは何が違うのか。そこを探る意味があるのかどうかは別として、気になる事はハッキリさせよう。
と言う事でホームの袖ヶ浦フォレストレースウェイに向かう。量産モデルではドライ路面で初走行になる「スープラRZ」。直6・3リットルターボのパワーとトルクをフルに引き出して駆動輪であるリアタイヤに伝えると、F・・・
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by 桂伸一 on 2019年09月06日(金) 15時00分
世界が電動化に向く現在、マツダの次なる目標は現状市販モデルを持たない、BEV(バッテリー)と フルHEV 、PHEVの量産モデル化である。
SKYACTIV-X(スカイアクティブ・エックス)で内燃機におけるひとつの究極にたどり着いたマツダだが、電動化でもその存在を明確に示す必要がある。
マツダが遂に送り出すBEVに試乗するため、勇んで向かった先はEVのシェアが50%という環境先進国ノルウェー。港町オスロに着いて驚いたのは、アメリカ・・・・
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by 桂伸一 on 2019年08月24日(土) 12時00分
『Z4』のオープンとクローズドで走りに変化があるという事は一般走行でも確認していた。
ホームの袖ヶ浦フォレストレースウェイで全開走行すると、一般公道と路面の摩擦係数は同レベルのハズなのに、やはりコーナーでフルパワーを加えたり、100km/hオーバーで強い横Gを受けた際の動きや剛性感の違いは歴然である。
本来は『スープラRZ』との比較のつもりだった『Z4 M40i』だが、改めて硬派のオープンスポーツカーである事を認識した。
ハンド・・・
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燃費がどんどん上がっている。ガソリン満タン法で今回 31.15 特に遠出...[ 続きを見る ]