by 斎藤聡 on 2023年02月27日(月) 19時00分
強烈な氷上グリップ性能の高さで評判のブリヂストン「ブリザックVRX3」。2022年の10月にSUVサイズが追加になった。ブリヂストンのスタッドレスタイヤの中で最新モデルとなるVRX3で、今回は雪上試乗を実施。旭川の市街地や北海道の厳しい道としても有名な旭岳のワインディングと、シビアコンディションの環境下でどのような性能を見せてくれるのか注目した。
◆基本構造はVRX3を踏襲、SUV向けに最適化
ここで大切なポイントは、SUV用のVRX・・・
ニュースを読む
by 斎藤聡 on 2021年11月11日(木) 20時00分
グッドイヤーの新型スタッドレスタイヤ『ICE NAVI 8』が登場した。ICE NAVIシリーズは氷雪上性能に加え、優秀なドライ及びウエット性能を備えたバランス型スタッドレスタイヤだ。
新型ICE NAVI 8はICEブレーキとアイスコーナリング性能の向上を図って、シリーズとして初めて左右非対称デザインを採用した。アシンメトリックNAVIパターンと名付けられたデザインの特長は、ICE NAVI と比べてランド比(接地面積)を2%広げな・・・
ニュースを読む
by 斎藤聡 on 2021年06月30日(水) 12時00分
マツダ『CX-30』が、昨年12月の年次改良に続き4月に一部商品改良を受けた。SKYACTIV-Xエンジンの排ガス性能と燃費を改善すると共に、フロント及びリヤダンパーの特性を見直し、乗り心地の改善も図られている。
細かなところでは、リヤソナーの数が3つから2つに変更となっている(性能は変わらず)。
◆SKYACTIV-Xのポテンシャルを感じる改良
燃費は3〜7%程度改善されているということで、試乗した「CX-30 SKYACTIV・・・
ニュースを読む
by 斎藤聡 on 2021年01月04日(月) 12時00分
◆年次改良のポイントは「走行性能と利便性の向上」
『CX-5』が年次改良(年改)を受けた。今回の商品改良のポイントは、「走行性能と利便性の向上」。利便性は、センターディスプレイサイズを10.25インチに拡大するほか、すべてのグレードに車載通信機を標準設定。コネクティテットサービスの充実が図られている。
走行性能は、ディーゼルエンジンのパワーアップとアクセル操作に対する応答性を向上が図られた。もちろん気になるのはこの部分。いったいど・・・
ニュースを読む
by 斎藤聡 on 2019年12月30日(月) 19時30分
マツダという名前から、オフロードやダートをイメージする人は少ないのではないだろうか。その昔WRCに参戦していたこともあったけれど、現在は断然レースシーンのイメージが強い。スポーツカー、スポーティカーの開発や操縦性の解析に積極的に取り組み、国産メーカーの中でも特にスポーツ色を強く打ち出している。加えて、近年のマツダは、スタイリッシュで洗練されたデザインを前面に押し出していて、人気のSUVでも泥やほこりが似合わない。
そんなこともあって、・・・
ニュースを読む
by 斎藤聡 on 2019年10月11日(金) 10時30分
10月7日、TEINの世界戦略製品ビジネスプラン説明会と題した製品説明会&試乗会が、大磯プリンスホテル(神奈川県)で行われた。
…と書くと何やら堅苦しい話でも始まるのではないかと思われるかもしれないが、要は「ショックアブソーバーの市場動向と、テインの製品がどのように開発されたか?」そして、そのショックアブソーバーが、これまでTEINが得意としていた車高調整式ではなく純正形状だ、と言うこと。
TEINの資料によると現在TEINのショッ・・・
ニュースを読む
by 斎藤聡 on 2019年09月04日(水) 21時00分
◆数字は先代比で狭くなっているのだが
『マツダ3』セダンのデザインコンセプトは「凛とした伸びやかさ」。デザインのポイントになっているのはフロントノーズの長さなのだろうと思う。すらりと伸びたボンネットラインからキャビン、リヤエンドへと流れるラインが美しい。それでセダンに求められる居住性も確保できている。
資料によると、先代モデルとなる『アクセラ』のほうが、前後のヘッドルームやショルダールーム、リヤのレッグルームは若干広いそうだが、例の・・・
ニュースを読む
by 斎藤聡 on 2019年09月04日(水) 17時45分
◆クリアな視界が確保できるようなシート
新型『マツダ3』ファストバックのデザインコンセプトは「色気ある塊」なのだそうだ。キャラクターラインを使わずに曲面でボディ面を構成している。マツダのデザインコンセプトの流れに沿ったものだが、出来上がった造形にはマツダ3にかけるマツダの意気込みが伝わってくるようだ。
シートもこだわった作りになっている。人は歩いたり走ったりしても視界がぶれないが、これは足や腰、首などの関節がショックを緩和して頭を揺・・・
ニュースを読む
by 斎藤聡 on 2019年05月17日(金) 12時15分
◆コンパクトカーに取って代わることのできる性能
三菱『eKワゴン』に試乗してまず感じたのは、本気でコンパクトカーの水準でクルマ造りをしていることだ。
いまや国内の販売台数の5割以上を軽自動車が占めており、ユーザーのニーズは軽自動車でありながらコンパクトカーに取って代わることのできる性能、そう合点して手加減なしに作った軽自動車ではないか。
企画・開発マネージメントは、三菱と日産の軽自動車開発のための合弁会社NMKV。プラットフォーム・・・
ニュースを読む
by 斎藤聡 on 2019年05月15日(水) 12時00分
◆SUV的タフネスムードを漂わせる「クロス」
三菱『eKクロス(X)』は見るからに『デリカ D:5』の系譜、SUVのタフネスなムードを漂わせたモデルだ。
その一方、クルマの作りは使いやすさを徹底的に突き詰めており、姉妹車の『eKワゴン』同様、細部に至るまで徹底的な作り込が施されている。またアシスト系の装備の充実も特徴の一つ。運転支援系装備の三菱e-アシストや、オプション設定の運転支援システムであるMI-パイロットなど、軽自動車なの・・・
ニュースを読む
実際、多少期間を設けてハイブリッドかディーゼルを買う予定だったけど、前の...[ 続きを見る ]