by 藤井真治 on 2022年09月21日(水) 15時15分
中国勢が百家繚乱のインドネシア
2022年8月11日から21日まで、インドネシア・ジャカルタ郊外で国際モーターショーが開幕された。インドネシアでシェア90%を超えるトヨタ、ホンダなど日系ブランドや世界の主要カーブランドの展示に、二輪車や部品メーカーなどが花を添える盛況なショーとなった。
そのなかでもひときわ存在感を発揮したのがヒョンデ/キアの韓国勢とウーリン(五菱)などの中国勢。各社とも大きなスペースを確保し電気自動車などの新モデルを・・・
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by 藤井真治 on 2022年04月19日(火) 14時47分
コロナ禍でも着実な成長を維持している人口2億6000万の国インドネシア。世界3番目の二輪車新車市場である。その規模は中国、インドに次いで年間600万台レベル(昨年はコロナ禍で517万に留まる)と実に日本の14倍の大きさである。ホンダ、ヤマハ、カワサキ、スズキで市場の95%を占め自動車市場と同じく日本ブランドの独壇場となっている。
そのインドネシアの二輪車市場で異変が静かに起こっている。「電動バイク」である。
ただしそのメインプレーヤ・・・
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by 藤井真治 on 2021年11月30日(火) 10時30分
9月21日、ホンダ・インドネシアはASEANモデル7人乗りSUVである『BR-V』を世界初公開した。車両はジャカルタのショッピングモール内、ホンダの情報発信スペースであるホンダドリームカフェに展示してあり年末からの販売開始に向け先行予約を受け付けている。
「日本車天国」で販売されるASEAN専用車両
インドネシアの新車市場において日本車比率は97%近く日本市場をも上回る。まさに日本車天国である。そのインドネシアの乗用車市場ではシェア4・・・
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by 藤井真治 on 2020年05月29日(金) 15時00分
新型コロナウイルスの世界的な猛威は、世界中の医療や社会、国際政治のバランスだけでなく、産業構造やビジネスモデル自体を変えてしまうほどすさまじい。
自動車産業も例外ではない。自動車市場の急激な落ち込みへの対応に加えて、「新しい生活様式」の非接触社会に対応する自動車販売モデルへの変革が急務となっている。
◆加速化する自動車販売のデジタル化
これまで自動車販売はショールームへの顧客誘致やセールスマンのコンタクトといった方法で顧客と直接接・・・
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by 藤井真治 on 2019年12月13日(金) 14時00分
東南アジアでの配車アプリの巨人「グラブ(Grab)」がついに日本上陸を果たした。当面東南アジアから日本に来た観光客を対象とし、現地でダウンロードし使用しているグラブアプリでそのまま日本のタクシーが呼べるサービスを始める。
現在のところ日本のタクシー配車アプリの最大手である「ジャパンタクシー(Japan Taxi)」のシステムにそのまま乗っかる小さなビジネス形態なのだが、このままで終わるのか、それと次の大きな展開を見込んでいるのか。日本・・・
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by 藤井真治 on 2019年11月22日(金) 09時00分
東京モーターショーでも試乗スペースが設けられちょっとした人気コーナーになっていた「電動キックボード」。日本に先駆け欧米や東南アジアではすでに普及が進んでいる乗り物だ。
「電動キックボード」は手軽なサイズでお洒落な一人乗りの移動手段として、またドアツードアのモビリティの救世主だ。スマホ予約やネット決済との組み合わせによって、借りて、使って、返して支払う、全てのプロセスでの簡単さが普及の原動力になっている。
しかしながら、道路インフラや・・・
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by 藤井真治 on 2019年11月08日(金) 16時36分
9月18日、トヨタは『カローラ』をフルモデルチェンジし日本国内で発売を開始した。3ナンバー専用の大きくなったボディへの懸念はあったものの、フタを開けてみれば1か月で受注台数2万台と市場の反応はまずまずだ。
これまでカローラは4系列あるトヨタ販売網の中でカローラ店系列の専売車種であった。今回の新型カローラは、トヨタの販売チャンネルの一本化方針に基づいてすべてのトヨタの販売チャネル(トヨタ、トヨペット、カローラ、ネッツ各店)での扱いとなっ・・・
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by 藤井真治 on 2019年09月06日(金) 14時00分
トヨタは国内新車販売系列の一本化に続き、補給部品や用品/アクセサリーの販売流通体制の一本化にも着手する。都道府県をベースに33社ある部品用品販売会社を一つに全国統一する。少子高齢化や労働力不足、国内市場での生き残り、という大義面分はあるが大手術をする背景はどこにあるのだろうか?
◆一兆円規模のトヨタの部品用品ビジネス
高い新車販売シェアと保有期間の長期化に伴って、トヨタ車の国内での保有台数は登録車だけでも2100万台を超える。その膨・・・
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by 藤井真治 on 2019年08月13日(火) 14時00分
日本車新車販売シェア98%。「日本国内より日本車シェアが高い」インドネシアで、中国ブランド車がじわじわと市場に浸透しつつある。7月に開催されたインドネシア国際オートショーでは、新モデルの発表や得意の電気自動車が展示され、中国車ブースは内外から高い注目を浴びている。
◆すでに日産を抜いた?ウーリン
インドネシアで大規模な国産化投資を展開し、2017年より販売を開始した中国ブランドの「ウーリン」(五菱)。日本ではほとんど名前が知られてい・・・
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by 藤井真治 on 2019年08月09日(金) 07時00分
100万台の新車市場インドネシア。商用用途車(トラック、商用バン、バス)の市場が約25%と大きく日本の国内トラックメーカーにとって海外最大の販売国となっている。
三菱ふそう、日野、いすゞ、UD。インドネシア国際オートショーは、見込み客との大きな商談の機会であり各日系メーカーは力こぶが入る。
◆赤い鳥居の日野コーナー
トヨタやホンダが並んでいるブースと反対側のゲートから会場に入っていくと部品やアクセサリー、バイクの展示コーナーが所・・・
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取扱説明書にて「エンジンオイル量の点検はハッチ固定ボルト×6を外す」…面...[ 続きを見る ]