by 諸星陽一 on 2024年04月10日(水) 19時00分
三菱のアジア戦略モデル『エクスパンダー』&『エクスパンダークロス』の最新モデルに、タイにある三菱自動車のテストコースでの試乗が実現した。「バンコク国際モーターショー」でデビューしたばかりの、ハイブリッド仕様(HEV)だ。
◆ASEANで人気の3列シートMPV『エクスパンダー』
エクスパンダーは2017年にインドネシアで発表された3列シートのMPV(ミニバン)で、製造もインドネシアで開始された。当初からアジア戦略モデルであり、ASEAN・・・
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by 河村康彦 on 2024年04月07日(日) 12時00分
市場は国内のみという軽自動車がメインの扱い車種であるスズキにとって、例外的とも言えるグローバル向けモデルが仕向け地は北米と中国以外の全ての地域という『スイフト』。
北米と中国と言えば世界の二大マーケットだがいずれも大型のモデルを好む市場でかつ、巨大なSUVとの衝突を想定した独自の試験も要求されるアメリカでの販売を考慮せずに済むなどといった事情が、昨今では世界で数を減らしつつある軽量コンパクトな車両が再度生き永らえることを許してくれたと・・・
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by 中村 孝仁 on 2024年04月06日(土) 12時00分
ホンダ『N-BOX』は、言わばニッポンの「フォード Fシリーズ」である。意味不明という読者に少し説明しよう。
アメリカにフォードFシリーズと呼ばれるいわゆるライトトラック、即ちピックアップのモデルが存在する。このクルマ、1981年以降今日まで40年以上にわたり、北米で販売されるすべての自動車の中でベストセラーであり続けている、ある意味伝説的なモデルである。
翻ってN-BOXである。2011年に誕生したクルマだから決して歴史のあるモデ・・・
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by 中村 孝仁 on 2024年04月03日(水) 21時00分
「『グレカーレ』に乗ってみてくださいよ。ロングタームで」。こんな嬉しい申し出をお断りするはずもなく、中心的モデル「モデナ」を1週間お借りしてロングランを敢行してみた。
◆大排気量V8のような力強さの直4エンジン
ヨーロッパの自動車の車名は風に由来するものが多い。かつてVWはそのほとんどが風に因む名前であったが、最近はマセラティがそれに倣っているようでグレカーレという名称は地中海に吹く北西の風“Gregale”に由来するものだそうだ。何・・・
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by 請川開 on 2024年04月02日(火) 12時15分
3月の『レスポンス試乗記』記事を注目度ランキング形式で紹介。
今月最も注目を集めた新型車は、スバル『レヴォーグレイバック』。レヴォーグと比べて車高が70mm高くなっているのが特徴であり、これによってレヴォーグよりも乗り味がよりマイルドに仕上がっている。
1位) 【スバル レヴォーグレイバック 新型試乗】スバルの戦略、吉と出るか凶と出るか…中村孝仁:165 Pt.
スバル『レイバック』については昨年、そのプロトタイプに試乗した。『・・・
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by 加茂新 on 2024年04月02日(火) 11時45分
ホンダ純正アクセサリーブランドであるホンダアクセスが、2024年春にマイナーチェンジ予定のホンダ『ヴェゼル』専用ホイール「MS-050」をリリースした。専用サイズとマッチしたデザインであるのはもちろんだが、ホンダアクセスがこだわるのはそのハンドリング。ヴェゼル専用に乗り味をチューニングした専用ホイールなのだ。
◆ホイールもパーツの一部、単純に剛性が高く・軽いホイールがいいわけではない
ホイールのカスタマイズといえば、リム幅やインセッ・・・
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by 島崎七生人 on 2024年04月01日(月) 21時00分
まるでデジカメのバッテリーのような風体のキータグ(重さは35gほどとごく軽い)が無線またはチップでクルマとの通信を行ない、ドアロックを解除。そこまではまあ一般的だが、シートに座り、あたりを見回すと、すでにボルボ『EX30』の異次元体験は始まっていた。
◆物理スイッチがほぼない、異次元体験
縦型12.3インチのセンターディスプレイはいわばテスラ方式。ボルボといえば昔は防寒グローブをしていても操作可能なダイヤル、スイッチ類が売りだったが、・・・
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by 諸星陽一 on 2024年03月31日(日) 12時00分
「ジャパンモビリティショー2023」で多くの観客から脚光を浴びたスズキの新型軽自動車『スペーシア』。そのなかでもパワフルなエンジンを搭載する「スペーシアカスタム XSターボ」に試乗した。
スペーシアはもともと『パレット』というネーミングで2008年に発売されたモデルがルーツだ。パレットの登場にはダイハツ『タント』の存在を無視することはできない。タントの対抗馬としてパレットを登場させたが、タント人気を追撃することは難しかった。
201・・・
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by 河村康彦 on 2024年03月30日(土) 18時00分
“ユーノス”のブランド名を冠された初代『ロードスター』の登場からすでに35年。
発売から時間が経過しての売れ行き低下→コストを掛けられない→さらに売れ行きがダウン→人知れずフェードアウト…と、そんな悲しい末路を辿ったスポーツモデルも少なくない日本にあって、マツダのロードスターがこうした長い年月を生き抜き、現在では紛れもなく「日本の誇り」とも言える存在へと成長を遂げたのは、このメーカーがスポーツカー文化を理解し、自身が苦しい時代にあって・・・
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by 島崎七生人 on 2024年03月29日(金) 21時00分
初代『アウトバック』は、『レガシィ』が2代目(BG型)だった1994年に北米で登場、追いかけて翌95年8月に日本市場でも発売された(最初の日本名は『グランドワゴン』)。実はあのボルボ『V70 XC』(登場は98年)よりも先に世に出た、今でいうクロスオーバーSUVの先駆“車”でもあった。
現行モデルは2021年に登場、2023年9月に新世代のアイサイトが搭載されるなどした改良型だ。今回の試乗車は当初はなかったグレードの“Active ×・・・
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ティーダからの乗り換え。ダイハツCVTの味付けが自分に合っていたことから...[ 続きを見る ]