BYD シーライオン 7《写真撮影 小松哲也》

BYDオートジャパンは1月10日、千葉市の幕張メッセで開幕した「東京オートサロン2025」で2025年春に日本市場に導入を予定している新型電気自動車(EV)『シーライオン7』を参考出品した。

BYDオートジャパンの東福寺厚樹社長は同日に行ったプレスカンファレンスで、シーライオン7について「(スポーツセダンEVの)『シール』でも大変評価が高かったBYDのデザインが受け継がれている。海洋生物からヒントを得たデザイン。このデザイン性にあふれるBYDの海洋シリーズらしくシーライオン7も伸びやかでエレガントな外観が印象的。内外装も大変質感の高い仕上がりになっている」と紹介。

さらに「シーライオン7はメカニズムの進化もさることながら、さらに洗練されたインテリアとなっている。運転席まわりはモダンで近未来を感じるガジェット感の高いデザインや機能が大きな特徴となっている」とも付け加えた。

その上で「今回、シーライオン7を参考出品することで多くのご来場のみなさまにBYDのクオリティをご確認頂くとともに様々なご意見をお聞かせ願えればと思っている」と述べた。

シーライオン7はBYDが日本市場に導入する4番目のEVとなる。プレスカンファレンスではモデルの公開のみにとどめ、価格やスペックなどは明らかにしなかったが、BYDオートジャパンは1月24日にさらに詳しい情報を公開するとしている。

このほかプレスカンファレンスでは2024年のカーオブザイヤーの各賞受賞を記念した特別仕様車『シール エディション ペールグリーン』も披露した。東福寺社長は「このクルマはBYDのブランドミッションである『クールディアースワンディグリー(地球の温度を1度下げよう)』を表現した淡いグリーンをボディカラーに仕立てた。基本スペックなどは現在販売しているシールと同じくハイエンドモデルとしての大変人気の高い数々の上級、高級装備を備えている」と解説した。

シール エディション ペールグリーンの価格は495万円から572万円で、後輪駆動20台、四輪駆動10台の限定販売となっている。

BYD シーライオン 7《写真撮影 小松哲也》 BYDオートジャパン 東福寺厚樹 社長《写真撮影 小松哲也》 BYD シーライオン 7《写真撮影 小松哲也》 BYD シール エディション ペールグリーン《写真撮影 小松哲也》 東京オートサロン2025 BYDブース《写真撮影 小松哲也》