アウディの高性能モデル「RS」の主要ラインナップ《photo by Audi》

アウディ(Audi)は7月29日、2022年上半期(1〜6月)の決算を発表した。増収・増益を達成している。

同社の発表によると、ランボルギーニなどを含めたグループ全体の上半期の売上高は、298億6900万ユーロ(約4兆0688億円)だった。前年同期の292億1200万ユーロに対して、2.2%増と2年連続のプラスとなった。

また、上半期の営業利益は、上半期としては過去最高の49億3300万ユーロ(約6720億円)だった。前年同期の31億1300万ユーロから、58.5%の増益を達成している。

上半期の営業利益率は16.5%と、前年同期の10.7%から上昇した。戦略目標の9〜11%を上回っている。上半期の結果は、良好な価格設定や、ランボルギーニと新たにアウディグループに組み込まれたベントレーの堅調な業績などによるものという。

アウディのマルクス・ドゥスマンCEOは、「2022年上半期の業績は、アウディがいかに強力で収益性が高いかを示している。困難な経済的環境にもかかわらず、売上高と利益を大幅に増加させることができた」と述べている。

アウディのドイツ本社《photo by Audi》 アウディのドイツ・インゴルシュタット工場《photo by Audi》