インフィニティ QX55《photo by Infiniti》

日産自動車の海外向け高級車ブランドのインフィニティ(Infiniti)は7月2日、2022年上半期(1〜6月)の米国新車販売の結果を発表した。総販売台数は2万1805台。前年同期比は41.0%減だった。

全販売台数2万1805台の内訳は、乗用車が前年同期比48.8%減の5121台と減少傾向にある。ライトトラック(SUV)も38.0%減の1万6684台と、引き続き落ち込んだ。

セダン系では、主力の『Q50』(日本名:日産『スカイライン』に相当)が3717台。前年同期比は56.2%減と減少傾向にある。2ドアスポーツクーペ『Q60』も、8.1%減の1403台と減少する。

ライトトラックでは、主力の小型SUV『QX50』が5562台にとどまり、前年同期比は59.5%減と後退した。新型を投入した中型SUV『QX60』は5781台を売り上げ、前年同期比は34.3%増と回復した。最上位の大型SUVの『QX80』は、62.4%減の2867台と引き続き落ち込む。SUVクーペの『QX55』は、前年同期の約2倍の2474台と伸びている。

インフィニティの2021年の米国新車販売台数は5万8553台。前年比は26.4%減と、4年連続のマイナスとなった。

インフィニティ QX60 新型《photo by Infiniti》 インフィニティQ50(日本名:日産スカイラインに相当)《photo by Infiniti》 インフィニティQX50《photo by Infiniti》 インフィニティQX80《photo by Infiniti》 インフィニティQ60《photo by Infiniti》