ベントレー(Bentley)は5月5日、2022年第1四半期(1〜3月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は3203台。前年同期比は5%減だった。
市場別実績では、最大市場の南北アメリカが、前年同期比9%減の832台とマイナスに転じた。ベントレーの世界販売のうち、26%が同市場で販売されたことになる。
中国は第2位で、761台を販売した。前年同期比は29%減と、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大によるロックダウンの影響もあり、後退している。3位の欧州は、前年同期比38%増の706台と好調。地元の英国も、30%増の368台と伸びている。
中東は、前年同期比38%減の167台。アジア太平洋地域は、前年同期比19%増の369台と好調だった。日本は第1四半期、111台を登録した。前年同期比は9.8%減と、2020年以来、2年ぶりに前年実績を下回った。
第1四半期の車種別販売実績では、グランドツアラーの『コンチネンタルGT』が、前年同期比10%増と伸びている。
ベントレーの2021年の世界新車販売台数は、9年連続で1万台を超えて、過去最高の1万4659台。前年比は31%増とプラスを維持している。
ベントレー世界販売5%減、欧州は38%増と好調 2022年第1四半期
2022年05月09日(月) 18時30分
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