ポルシェ 718 ボクスターT 現行型《photo by Porsche》

ポルシェ(Porsche)は3月18日、ミッドシップエンジン搭載の2ドアスポーツカー、「718シリーズ」(『ボクスター』と『ケイマン』)を、2025年までにEV化すると発表した。

2021年、ヨーロッパで納車されたすべてのポルシェの新車のおよそ40%が、プラグインハイブリッド車(PHV)またはEVなどの電動モデルだった。さらにポルシェは、2030年までにカーボンニュートラルに移行することを目指している。

ポルシェは2025年までに、718シリーズをEV化する計画だ。また2025年には、すべてのポルシェの新車の半数を電動車(EVまたはPHV)にしていく。これにより2030年には、すべての新車に対するフル電動モデルの比率は80%を超える見通しだ。

このような意欲的な目標を達成するために、ポルシェはパートナーとともにプレミアム充電ステーションに投資している。独自の充電インフラにも投資しており、バッテリーシステムやモジュール製造などのコアテクノロジーにはさらに大きな投資を行う。新たに設立されたセルフォースグループでは、2024年までに量産準備が整う予定の高性能バッテリーセルを開発・製造していく、としている。

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