エレモ-K《写真提供 HW ELECTRO》

HWエレクトロ社は、輸入商用車として国内初となる軽規格の小型電気商用車『エレモ-K』の販売を開始した。価格は249万7000円。

エレモは、HWエレクトロ社が製造・販売する次世代の小型EVトラック。2021年4月に輸入小型の電気商用車として国内で初めてナンバーを取得し、7月24日より『エレモ120』、『エレモ200』の販売を開始した。EVならではのゼロエミッション性能はもちろん、インターネットを介した運用管理やスマートフォンアプリとの連携機能などのIT技術を導入。ユーザーの業態にあわせた荷室はフラットベッド、ピックアップ、ボックスの3種類にカスタマイズできるほか、イベントカーやキッチンカーなどの移動電源として活用できる。

また、HWエレクトロ社にはオートバックスセブンが出資。全国のオートバックス店舗をエレモの販売やメンテナンス拠点として活用し、関連商品・サービスの販売や、新規サービスの共同開発を連携・協業していくことで検討を開始している。

昨今、EC事業が伸びている中、物流の中核を支える個人宅配業では軽自動車しか認可がおりないことからも、今後軽規格のEVトラックは重要な役割を担っていくことが考えられる。HWエレクトロ社は今回、さらなるカーボンニュートラルな社会構築実現に向けて、輸入EV商用トラックとしては国内初となる軽規格の認可を取得。エレモ-Kの販売を開始した。エレモ-Kは容量13kWhのバッテリーを搭載。6〜8時間の充電で最大航続距離120kmを実現する。

HWエレクトロ社は11月20日、東京国際交流館で開催された「第27回日本EVフェスティバル」にエレモ-Kを出展。11月24日〜26日に東京ビッグサイトで開催される「第7回国際ドローン展」の「WorldLink & Company」ブースでも展示を予定している。

エレモ-K《写真提供 HW ELECTRO》 エレモ-K《写真提供 HW ELECTRO》 エレモ120とエレモ200《写真提供 HW ELECTRO》 100%EV《写真提供 HW ELECTRO》 走るIoT《写真提供 HW ELECTRO》 用途に合わせて選べる3つの荷室《写真提供 HW ELECTRO》 移動電源としての活用《写真提供 HW ELECTRO》 行動範囲に合わせたグレードを用意《写真提供 HW ELECTRO》