豊田合成は、車が歩行者に衝突した際に頭部を守る「歩行者保護エアバッグ」を開発。SUBARU(スバル)が10月に発表した国内向けの『レガシィアウトバック』に初搭載されたと発表した。
日本では、歩行中の交通事故による死亡率が最も高く、主な原因は頭部の損傷だ。歩行者保護エアバッグは、特に致命傷につながりやすいフロントピラーなどの硬い部位をエアバッグで覆い、その内圧を部位ごとに最適に調整することで、頭部への衝撃を軽減する。
豊田合成はこれまでも乗員を保護する各種エアバッグを実用化してきたが、今回初めて歩行者などの交通弱者を保護するエアバッグを市場投入する。
【スバル レガシィアウトバック 新型】豊田合成、歩行者保護エアバッグを開発
2021年10月28日(木) 10時00分
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