野左根選手(第11戦ポルトガル)《写真提供 ヤマハ発動機》

ヤマハ発動機は10月11日、2021年スーパーバイク世界選手権(WSBK)に参戦している野左根航汰選手が、2022年も同選手権に継続して参戦すると発表した。

ヤマハ発動機は、全日本のユース時代、ファクトリー時代、そしてWSBKの1年目とサポートを続けてきた野左根選手を、来年も継続してサポートすることになる。

野左根選手は、2020年に全日本ロードレース選手権の最高峰クラスJSB1000で初のチャンピオンを獲得。2021年から活動拠点を欧州に移し、プロダクションレースの世界最高峰であるWSBKに参戦した。1年目の今シーズンは、タイヤなどが全日本とは異なるパッケージの『YZF-R1』による参戦であることに加え、ほとんどが未経験のサーキットという中、スタートを武器に健闘している。ここまで11大会を終えて、開幕戦アラゴンのスーパーポールレースで9位、第9戦カタルニアのレース2で10位に入るなど、51ポイントを獲得してランキング15位につけている。

ヤマハ発動機と野左根選手はともに、アジアから世界を目指し、活躍できるライダーのロールモデルをめざす。

野左根選手《写真提供 ヤマハ発動機》 野左根選手(第11戦ポルトガル)《写真提供 ヤマハ発動機》 野左根選手(後方、第10戦スペイン)《写真提供 ヤマハ発動機》 野左根選手(#3、第9戦カタルニア)《写真提供 ヤマハ発動機》