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警察庁は10月1日、「2021年秋の全国交通安全運動」期間中の交通事故死者数が63人で、前年同期と比べ25人減少したと発表した。2012年の126人からほぼ半減した。

秋の交通安全運動は9月21日から30日まで実施した。9月30日までの2021年の累計交通事故死者数は1829人で、前年同期と比べて159人少ない。

期間中の交通事故発生件数は前年同期比1.5%減の8147件と微減だった。負傷者数は188人少ない9760人だった。

期間中の年齢別交通事故死者数では、65歳以上が43人で、全体の7割近くを占めた。状態別では自動車乗車中が16人、二輪車乗車中が12人、自転車乗用中が10人、歩行中が24人だった。

都道府県別ではワースト1位は神奈川県で7人、ワースト2位が滋賀県の5人。17県は交通事故死者数が期間中ゼロだった。