ブリヂストンは9月8日、北米でフリート(運送事業者)運行管理サービスを展開するアズーガ社の買収が完了したと発表した。

取得価額は企業価値3億9100万米ドル(約428億円)に、アズーガ社の運転資本等に係る調整を行った金額。アズーガ社は引き続きシリコンバレーに本社を構え、400人を超える同社従業員はブリヂストングループの新しいメンバーとなる。

2012年に設立されたアズーガはシリコンバレーに本社を構えるデジタルフリートソリューションプロバイダー。GPSトラッキング、テレマティクス、ドライバーの動作モニタリングなど、最新鋭のフリート運行管理プラットフォームを北米の6000を超える事業者に提供している。ブリヂストンは今回の買収により、モビリティソリューションをグローバルに拡大するとともに、リトレッドを中心としたタイヤセントリックソリューションとのシナジーにより、事業者の安全で効率的な運行を支え、車両の燃費改善を図る。