コンチネンタル(Continental)は9月1日、ドイツで9月6日に開幕するIAAモビリティ2021において、現在と将来のタイヤ技術を組み合わせた持続可能なコンセプトタイヤを初公開すると発表した。
このコンセプトタイヤは、タイヤのバリューチェーン全体の資源消費を最小限に抑えることを目的として開発された。リサイクルされたペットボトルから得られた持続可能なポリエステル素材を、タイヤに使用しているという。
また、コンチネンタはIAAモビリティ2021において、自動車のスーパーコンピューターと自動運転という2つの将来のテーマのもとで、新技術を発表する予定だ。コンチネンタルのブースでは、「Continental Automotive Edge Platform」に基づくソフトウェアと強力なITインフラストラクチャが、どのように新しい機能を実現し、モビリティを変革しているかを実演する。
さらに、コンチネンタルはIAAモビリティ2021において、自動運転車の最新のトレンドと開発に焦点を当てる。レーダーセンサー、カメラテクノロジー、LiDARセンサー、高性能コンピューター、フルスタックソフトウェア、キャビン内モニターなどのソリューションを紹介する。
なお、コンチネンタルは、ドイツ自動車工業会(VDA)によるプロジェクトの一環として、自動運転車のデモにも参加する予定、としている。
SDGs対応のコンセプトタイヤ発表へ…コンチネンタル
2021年09月03日(金) 17時15分