ベントレー(Bentley)は7月30日、2021年上半期(1〜6月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は7199台。前年同期比は46%増と2桁増を達成している。
市場別実績では、最大市場の中国(香港とマカオを含む)が2155台を販売し、前年同期比は73%増と大きく伸びた。ベントレーの世界販売のうち、およそ3割が中国市場で販売されたことになる。
2位の北米は、前年同期比45%増の2049台と伸びた。3位の欧州は、前年同期比14%増の1142台。英国本国も、42%増の554台と好調だった。中東/アフリカ/インドは、前年同期比63%増の521台。アジア太平洋地域は、前年同期比41%増の778台だった。このうち、日本では285台を販売した。前年同期比は29%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。
車種別の上半期実績では、SUVの『ベンテイガ』が2767台を売り上げ、最量販車に。発売以来、初めて世界の全市場で受注できるようになったことが貢献した。『コンチネンタルGT』は2318台、『フライングスパー』は2063台だった。
ベントレーの2020年の世界新車販売台数は、8年連続で1万台を超えて、過去最高の1万1206台。前年比は2%増とプラスを維持している。
ベントレー世界販売46%増、日本は2年ぶりに増加 2021年上半期
2021年08月03日(火) 17時00分
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