ベントレーの主要モデル《photo by Bentley》

ベントレー(Bentley)は7月30日、2021年上半期(1〜6月)の決算を発表した。

同社の発表によると、上半期の売上高は13億2000万ユーロ(約1720億円)だった。前年同期の8億6000万ユーロに対して、およそ1.5倍の増収を達成する。

また、2021年上半期の営業利益は、創業102年の歴史で過去最高の1億7800万ユーロ(約230億円)だった。前年同期の9900万ユーロの赤字から、黒字転換を果たした。

黒字決算となった要因は、生産性向上と費用対効果によって、徹底的な組織改革を推進してきた成果という。これにより、上半期の売上高利益率は、過去最高の13%を実現している。

ベントレーのエイドリアン・ホールマーク会長兼CEOは、「ベントレーは『ビヨンド100』戦略を掲げ、2030年までに持続可能なラグジュアリーモビリティのリーディングカンパニーとなることを目指している。上半期の業績は、これを後押しする重要なマイルストーン」と述べている。

ベントレーの英国工場《photo by Bentley》 ベントレーの英国工場《photo by Bentley》