ポールスターの新コンセプト販売店「Destinations」のイメージ《photo by Polestar》

ボルボカーズ傘下の高性能車開発メーカーのポールスター(Polestar)は7月26日、2021年末までに現在の2倍となる世界18市場に進出し、全世界の販売店の拠点数も2倍に増やすと発表した。

ポールスターの市販車第1弾は、高性能プラグインハイブリッド(PHV)クーペの『ポールスター1』だった。市販車第2弾の『ポールスター2』は、ポールスター初のピュアEVで、テスラ『モデル3』などと競合するミッドサイズEVスポーツセダンだ。

ポールスターの市販車第3弾となるのが、『ポールスター3』。現在、ブランド初の電動SUVとして開発が進められている。ボルボカーズから供給される車台は、完全な電動化のためにゼロから設計された新世代のEVアーキテクチャになるという。

ポールスターは2021年末までに、現在の2倍となる世界18市場に進出し、全世界の販売店の拠点数も2倍に増やす。これにより、全世界の販売店の拠点数は、100か所に拡大する見通しだ。

同時にポールスターは、新車購入後のサービスとメンテナンス拠点も拡大する。現在、全世界およそ650か所のサービスポイントを、2021年末までにおよそ780か所に拡大することを目指す、としている。

ポールスター・スペース《photo by Polestar》 ポールスターの車両引き渡しセンター《photo by Polestar》