「未来の電動ジープ」のデザインコンテストの最優秀作品、ジープ『グランドティートン』《photo by Jeep》

ジープ(Jeep)ブランドは5月20日、米国の高校生を対象に応募を受け付けていた「未来の電動ジープ」のデザインコンテストの結果を発表した。

このデザインコンテストは、「Drive for Design」と呼ばれ、今年で9回を数える。今回のテーマは、未来の電動ジープをデザインすることだった。

応募作品の審査には、ステランティスのデザインチーフのラルフ・ギレス氏や、ラムトラックとMoparのエクステリアデザインを統括するマーク・トロスル氏らが参加した。そして3人の学生の作品を、優秀作として選出した。

最優秀に選ばれたのは、ミシガン州在住のVincent Piaskowskiさん。Drive for Design では2019年に3位、2020年に2 位となり、2021年に最優秀作品に選出された。ジープ『グランドティートン』と命名された電動ジープは、前後を垂直に切り落としたスクエアなデザインが特長。フラットなルーフからはドローンの離着陸を想定している。

なお、3人の学生には、ステランティスのデザインスタジオやApple製品の主要なデザイナーによる「バーチャルデザインデイ」と、カレッジフォークリエイティブスタディーズ(CCS)の4週間のサマープログラムに参加するための奨学金が授与される、としている。

「未来の電動ジープ」のデザインコンテストの最優秀作品、ジープ『グランドティートン』《photo by Jeep》 「未来の電動ジープ」のデザインコンテストの最優秀作品、ジープ『グランドティートン』《photo by Jeep》 「未来の電動ジープ」のデザインコンテストの最優秀作品、ジープ『グランドティートン』《photo by Jeep》