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富士通は5月12日、アマゾンウェブサービス(AWS社)とモビリティ業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)加速に向けたグローバルにおける協業に合意したと発表した。

近年、モビリティ業界では、従来の車両提供から車両データを活用したモビリティサービスによる価値提供へモデルが大きく変化。各企業は競争力を高めるため、基幹システムの効率化や、CASEにより創出が期待される新たなサービスやビジネスを実現するためのDXが強く求められている。

今回の協業では、富士通がモビリティ業界で培ってきたデジタルツインやセキュリティのソリューションとAWS社の高品質クラウドサービスを組み合わせ、各企業の新たなサービスやビジネスの創出を支援するフルマネージドのモビリティソリューションをAWS社と共同で開発し、AWSマーケットプレイスを通じて提供する。

また、同社はAWS社のプロフェッショナルサービスを活用し、モビリティ業界の企業に対してシステム開発・運用、既存システムのモダナイゼーションを支援。さらに、AWS社が認定する資格の保有者を増やし、AWSクラウドを活用したシステム開発の体制を強化することで、モビリティ業界のDX加速を実現するシステムを提供する。