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国土交通省は4月16日、2020年度(2020年4月〜2021年3月31日)のリコール総届出件数(速報値)が前年同期と比べて31件少ない384件だったと発表した。調査開始から過去4番目に多い水準。

対象台数は392万3939台少ない661万0555台と大幅に減少した。

内訳は国産車の件数が前年同期と比べて31件少ない198件、対象台数が379万0020台マイナスの609万9409台だった。輸入車は前年同期と同じ186件、対象台数が13万3919台少ない51万1146台だった。

対象台数が多かったリコールはスズキの『ワゴンR』など10車種を対象にクランクプーリボルトの耐久性が不足している不具合で96万9800台、同じくスズキの『アルト』など7車種の燃料タンクの圧力調整弁の不具合で76万7501台。

リコール件数と対象台数の推移《資料提供 国土交通省》