スズキのインド子会社のマルチスズキ(Maruti Suzuki)は4月14日、CNG(圧縮天然ガス)車の2020年度の新車販売台数が過去最高の15万7954台となり、前年度比は48.4%増となった、と発表した。
マルチスズキは2010年、インドで初めて、CNGシステムを工場生産段階で組み込んだ新車を発売した。マルチスズキは現在、『アルト』、『ワゴンR』、『エルティガ』、『スーパーキャリイ』など8車種に、最新の天然ガス車の「S-CNG」を用意している。
例えば、アルトの「BS6 S-CNG」では、最適なパフォーマンス、安全性、エンジンの耐久性、利便性、燃費を実現するように設計された。
アルトのBS6 S-CNGには、デュアルECU(電子制御ユニット)とインテリジェント噴射システムを搭載する。マルチスズキによると、あらゆる道路で最適なパフォーマンスと高い運転性を追求した。アルトのBS6 S-CNG は、CNGが1kgあたり31.59kmの燃費を実現している。
マルチスズキのCNG車の2020年度の新車販売台数は、15万7954台となり、過去最高を記録した。マルチスズキは、CNGステーションは現在、2800か所を超えており、今後7〜8年間で1万か所を超える可能性がある、としている。
マルチスズキのCNG車販売が過去最高、48%増と増加 2020年度
2021年04月16日(金) 17時00分
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