MaaS関連データの連携に関するガイドラインVer.2.0の概要《資料提供 国土交通省》

国土交通省は4月9日、「MaaS関連データの連携に関するガイドライン」を改訂したと発表した。

国土交通省では、MaaS(モビリティアズアサービス)に関連するプレイヤーがデータ連携を円滑に行うために留意するべき事項を整理した「MaaS関連データの連携に関するガイドラインVer.1.0」を昨年3月に策定した。MaaSは、変化の早いデジタル分野のサービスであるため、今回、定期的なガイドラインの改訂が必要であるという認識の下で「MaaS関連データの連携に関するガイドラインVer.2.0」として内容を改訂した。

改訂では、データの仲介方式に関してデータ蓄積方式とデータ分散方式を追加した。公共交通機関のリアルタイム混雑情報の活用で、カメラで取得した画像・映像の取り扱いについて「公共交通機関のリアルタイム混雑情報提供システムの導入・普及に向けたガイドライン(バス編)」を参照して、適切に管理する必要があることを追記した。

車椅子利用者や視覚障害者、聴覚障害者を含む幅広いMaaSの利用者を想定した場合のニーズが高いと想定されるデータ項目について内容を具体するとともに、新たな項目を追加した。