トヨタ・シエナ 新型とエンターテインメントアプリの「ワーナー・メディア・ライド」《photo by Toyota》

トヨタ自動車の米国部門は4月8日、AT&Tと提携を結び、AT&Tの車載Wi-Fiに接続することにより、エンターテインメントアプリの「ワーナー・メディア・ライド(Warner Media RIDE)」が、トヨタとレクサスの車内で利用可能になった、と発表した。

AT&Tは米国に本拠を置く情報通信サービス企業だ。スマートフォンなどのインターネット接続、データ通信、情報通信システムに関するビジネスソリューションを提供している。メディア企業のワーナー・メディアを傘下に持つ。

今回の提携により、トヨタ車とレクサス車の乗員が、車内でワーナー・メディア・ライドアプリにアクセスすると、カートゥーンネットワーク、CNN、HBOMax、TruTVなどのチャンネルやサービスから、人気テレビ番組や映画、ライブ、アニメーション、ニュース、スポーツ番組などを視聴することができるようになった。

2020年モデル以降の一部のトヨタ車とレクサス車の顧客は最大90日間、無料でWi-Fiデータプランが利用できる。また、ワーナー・メディア・ライドは、「App Store」(iOS 11以降) または 「Google Play」(Android 9以降)で利用できるようになった。

なお、AT&Tの車載Wi-Fiに接続すると、トヨタ車とレクサス車の顧客は、ワーナー・メディア・ライドアプリを利用して、最大5つのデバイスに接続して、コンテンツを閲覧、ストリーミング、共有できる、としている。

エンターテインメントアプリの「ワーナー・メディア・ライド」《photo by Toyota》