日産自動車(Nissan)の中国部門は4月7日、2021年第1四半期(1〜3月)の新車販売の結果を発表した。商用車や輸入車、現地合弁の東風日産(一部車種)を含めた総販売台数は、35万2352台。前年同期比は70.6%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。
全販売台数35万2352台のうち、東風日産は28万9154台を販売した。前年同期比は70.7%増と、2年ぶりのプラスとなった。
また、小型商用車(東風汽車と鄭州日産を含む)は第1四半期、5万9962台を販売した。前年同期比は85.3%増と回復を果たした。
日産の中国市場における販売の主力は、引き続き、小型セダンの『シルフィ』。上級セダンの『アルティマ』も支持を集める。SUVは、『エクストレイル』と『キャシュカイ』が販売の中心だ。商用車では、ピックアップトラックの『ナバラ』が支持を集める。
日産の2020年の中国新車販売は、145万6738台だった。前年比は5.8%減と、2年連続で前年実績を下回っている。
日産の中国販売70%増、2年ぶりに増加 2021年第1四半期
2021年04月09日(金) 10時30分
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