車内イメージ《写真提供 日産自動車》

日産自動車は4月8日、今後新たに国内で発売する車両に順次、抗菌仕様のステアリングとシートを採用すると発表した。

今回の施策は、ユーザーにおける衛生意識の高まりを受けて実施するもの。また日産の調査によると、多くのユーザーが清潔な車内空間の持続性を求めており、特に「手や体が触れるところが抗菌されていること」が重視されているという結果が出た。

このような調査結果を受け、新たに発売する車両のステアリングやシートに、抗菌性能を有した材質を採用することとした。なお、これらの材質は、JIS/ISO規格に沿って抗菌活性値2以上(99%の菌を減少)の効果を有することが実証されている。

また、日産は、全国の販売店舗で、車室内やシートに付着したウイルスや菌を除去する「車両用クレベリン」の施工や、抗ウイルス剤がフィルターで捕捉したウイルス・菌の活動を抑制する「クリーンフィルタープレミアム」の装着サービスを提供している。

車内イメージ《写真提供 日産自動車》