INNO ロッドホルダーテンションホールド5《写真提供 カーメイト》

カーメイトはルーフキャリア「INNO」ブランドの新製品として、ロッドの弾力を利用して固定する「ロッドホルダーテンションホールド5」を4月1日に発売した。

カーメイトでは1995年からロッドホルダーを開発してきたが、ユーザーからは「頭上に製品やロッドがあると気になる」という声もあった。その要望に対応するロッドホルダーはあったが、SUVやステーションワゴン等多くの車種で、積載台数が5本までと他モデルよりも少ないことが課題だった。カーメイトは今回、SUVやステーションワゴンでも6本以上積載できるよう、フレームの構造を見直してフルモデルチェンジした。

新製品はロッドのしなりを利用して積載する新構造を採用した。ロッドをホールドするフレームはラゲッジ上部の1か所のみで、フロント側はスポンジだけ。圧迫感を軽減し、SUVやステーションワゴンなど室内高の低い車におすすめの製品となっている。取り付け方法を切り替えることで積載スペースを拡大。これまで5本までしか積載できなかった車種でも、オプションの増設用ホルダーを装着することで最大7本の積載に対応する。

ロッドはグリップ径22〜35mmまでに対応し、片手で着脱可能。1ピースロッドや短めの2ピースロッドにリールをセットした状態で積載でき(つないだロッドが天井内の尺である事。振出し竿は積載不可)、目的地に着いてすぐ釣りを始めることができる。

また、ホルダーの設置も角度調節もノブを採用し、工具は不要。ロッド積載の角度調整はこれまでホルダー部を外して行っていたが、新製品では外さず調整でき、角度幅もさらにこまかく設定できるよう改良した。

価格はロッドホルダーテンションホールド5が1万8700円、オプションホルダーが1650円。

INNO ロッドホルダーテンションホールド5《写真提供 カーメイト》 INNO ロッドホルダーテンションホールド5《写真提供 カーメイト》 INNO ロッドホルダーテンションホールド5《写真提供 カーメイト》