キャデラック・エルドラド Cadillac Eldoroado(1959年)《photo by Cadillac》

トヨタ博物館(愛知県長久手市)は、4月23日から7月4日まで、1950年代のアメリカ車を中心とした企画展「テールフィン・ラブ〜世界を変えた、あの流行をふり返る〜」を開催する。

自動車の後部を飾る、飛行機やロケットの尾翼のような「テールフィン」。“アメリカ車らしいアメリカ車”として真っ先に思い浮かべる要素のひとつだ。1948年発売のキャデラックを皮切りに流行が始まったテールフィンは、その後約10年間にわたって世界中を魅了。今回の企画展では、テールフィンを持つ1950年代のアメリカ車を中心に展示を構成し、テールフィンの歴史や、同時代のアメリカ文化・社会を見つめ直す。困難の時代のあとに花開き、1950年代を走り抜けた「テールフィン」。その軌跡をたどることは、コロナ禍で先の見えない今、私たちに何かを示唆してくれるかもしれない。

一般入館料は大人1200円、シルバー(65歳以上)700円、中高生600円、小学生400円。

●展示予定車両
ナッシュ・メトロポリタン・コンバーチブル(1954)
フォード・フェアレーン・サンライナー(1956)
エドセル・サイテーション・コンバーチブル(1958)
シボレー・インパラ・コンバーチブル(1959)
ランブラー・アメリカン・スーパー(1958)
キャデラック62コンバーチブル(1959)
トヨペット・クラウンRS-L型(1958)
コニー・グッピー・スポーツAF8型(1962)
メルセデスベンツ300d W189型(1961)

ナッシュ・メトロポリタン・コンバーチブル Nash Metropolitan Convertible(1954年)《写真提供 トヨタ博物館》 フォード・フェアレーン・サンライナー Ford Fairlane Sunliner(1956年)《写真提供 トヨタ博物館》 エドセル・サイテーション・コンバーチブル Edsel Citation Convertible(1958年)《写真提供 トヨタ博物館》 エドセル・サイテーション・コンバーチブル Edsel Citation Convertible(1958年)《Photo by Hy Peskin/ゲッティイメージズ》 写真はエドセル・サイテーション2ドアセダン Edsel Citation(1958年)《Photo by National Motor Museum/Heritage Images/ゲッティイメージズ》 写真は1958年型ランブラー・アメリカン《Photo by Bob D'Olivo/The Enthusiast Network via Getty Images/ゲッティイメージズ》 写真は1958年型ランブラー・アメリカン《Photo by Bob D'Olivo/The Enthusiast Network via Getty Images/ゲッティイメージズ》 トヨペット・クラウンRS-L型 Toyopet Crown Model RS-L(1958年)《写真提供 トヨタ博物館》 トヨペット・クラウンRS-L型 Toyopet Crown Model RS-L(1958年)。ボディサイドの装飾のバリエーションか。《photo by Toyota》 シボレー・インパラ・コンバーチブル Chevrolet Impala Convertible(1959年)《写真提供 トヨタ博物館》 シボレー・インパラ・コンバーチブル Chevrolet Impala Convertible(1959年)《写真提供 トヨタ博物館》 キャデラック62コンバーチブル Cadillac 62 Convertible(1959年)《写真提供 トヨタ博物館》 メルセデスベンツ300d W189型 Mercedes-Benz 300d Model W189(1961年)《photo by Daimler》 メルセデスベンツ300d W189型 Mercedes-Benz 300d Model W189(1961年)《photo by Daimler》 コニー・グッピー・スポーツAF8型 Cony Guppy Sports Model AF8(1962年)《写真提供 トヨタ博物館》 企画展「テールフィン・ラブ」4月23日より開催《画像提供 トヨタ博物館》