ジョアン・ミル選手とアレックス・リンス選手《写真提供 スズキ》

スズキは3月8日、二輪車レースの最高峰「FIMロードレース世界選手権(MotoGP)」のMotoGPクラスに参戦する「チームスズキエクスター」の2021年シーズン参戦体制を発表した。

昨シーズン、チームチャンピオンを獲得したチームスズキエクスターの参戦は、2015年の復帰以来7シーズン目。引き続き、ライダーチャンピオンを獲得したジョアン・ミル選手(スペイン)と、年間3位のアレックス・リンス選手(スペイン)の2名体制で参戦する。

参戦車両は直列4気筒エンジン搭載の『GSX-RR』で、総合性能と2人のライダーとのマッチングをさらに向上。また、2021年モデルは「モンスターエナジー」のスポンサーロゴが入るカラーリングを採用する。

2021年シーズンは、3月28日の初戦カタールGPを皮切りに、11月14日の最終戦バレンシアGPまで、日本GP(10月3日)を含む世界17か国で計19戦開催される。

スズキは、タイトル防衛に向けて、2020年シーズンの優勝2回、準優勝5回を含めた11回の表彰台獲得を上回る成績を目指す。

アレックス・リンス選手《写真提供 スズキ》 ジョアン・ミル選手《写真提供 スズキ》 チームディレクター 佐原伸一《写真提供 スズキ》 テクニカルマネージャー 河内 健《写真提供 スズキ》