ブリヂストンは2月16日、2020年12月期(2020年1-12月)の連結決算を発表。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響により最終損益は233億円の赤字となった。
年間を通してタイヤ需要は大幅に減少した。2020年累計の乗用車・小型トラック用タイヤ販売は前年同期比16%減の大幅減。新車用は同22%減、補修用は13%減だった。トラック・バス用ラジアルタイヤも同13%減。売上高は同14.6%減の2兆9945億円となった。
調整後営業利益は、減収が響き同35.0%減の2229億円となった。営業利益は同81.6%減の641億円。最終損益は233億円の損失(前年同期は2401億円の利益)となった。
今期の業績見通しについては、売上高3兆0100億円(前期比0.5%増)、調整後営業利益2600億円(同16.6%増)、最終利益2610億円とした。
ブリヂストン、最終赤字233億円---今期見通しは2610億円の黒字
2021年02月16日(火) 16時30分
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