軽トラックに搭載可能な屋台ユニット「モバイル-ヒュッテ」《写真提供 ダイハツ工業》

三重県いなべ市とダイハツ工業、グリーンクリエイティブいなべ(GCI)の3者は、いなべ市の豊かな山辺資源の活用と地域活性化を目的に、軽トラックに搭載可能な屋台ユニット「モバイル-ヒュッテ」の実証実験を2月20日から開始する。

本プロジェクトは、「うごくまち」をテーマに軽トラックで運用が可能な新しいスタイルの荷箱のモデル地域を探していたダイハツと、ニューノーマルを意識した新たな地域活性化事業を模索していたいなべ市が出会うことで実現。地域の身近な資源である軽トラックを有効活用しながら、新たなにぎわいの創出、若者の生業支援、山辺の活性化に取り組んでいく。

モバイル-ヒュッテは、軽トラックの荷台に積載できる長さ1958×幅1408×高さ1208mmの屋台ユニット。物販はもちろん、シンク付きのキッチンカー向けユニットも用意し、市内外の民間事業者とも連携しながら、豊富な山辺資源をカジュアルに、そしてオシャレに演出する。

実証実験では、仕様の異なる5台の車両を運用し、イベント利用や都市部でのPRキャラバン活動を実施。1年程度かけて車両設備および運用方法を検証し、2022年度以降の一般への貸し出しを目指す。

軽トラックに搭載可能な屋台ユニット「モバイル-ヒュッテ」《写真提供 ダイハツ工業》