駐車場予約アプリを運営するakippaは2月2日、モビリティビジネスプラットフォーム「SHOP STOP」を展開するMellowと提携し、ショップモビリティ活用を通じてスペースをバリューアップする取り組みを開始すると発表した。
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染拡大を機に人々の暮らしは大きく変わり、ライフスタイルの変化に適応するサービスニーズが高まっている。
Mellowでは2020年4月より、キッチンカーによるスペース活用にて、オフィス街から住宅街のシェアを広げ、在宅勤務の昼食需要、外出自粛下での夕食需要など、急激なライフスタイルの変化に伴う様々な課題や、暮らしを彩るサービスを提供しながら、モビリティビジネスの商圏を拡大してきた。一方akippaでは、外出自粛の流れやイベントの人数制限等により稼働が落ちている駐車場があることから、2020年12月より駐車場の新たな活用方法として物販が行える「akippaマルシェ」の実証実験を開始。駐車以外の目的での駐車場の可能性を探っている。両社は、モビリティのプラットフォーマーとしてスペース活用の可能性をさらに拡張し、人々のくらしをより便利で快適に、そして豊かにしていくという志を共有し、今回の連携に至った。
今後、Mellowの提携するキッチンカーや物販モビリティをakippaの契約する駐車場にて展開することや、SHOP STOP出店スペースをakippaで活用する等の連携を模索。連携を通じて、ショップモビリティや、シェアリングスペースの新たな活用によるさらなるエリアおよび消費者の体験価値創出を目指す。
akippaとMellowが提携、駐車場へのキッチンカー出店などモビリティによるスペース活用を加速
2021年02月02日(火) 13時00分
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