佐藤蓮《写真提供 オートバックスセブン》

オートバックスセブンは、スポンサーしているレーシングスポーツブランド「ARTA」の2021シーズンの体制について発表した。

ARTAは1998年、元F1ドライバーの鈴木亜久里氏とオートバックスが協力し「世界に通用するドライバーを育成する」ことを目的に開始したプロジェクト。昨年のSUPER GTは新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染拡大により4月に予定されていた開幕戦が7月まで延期となったほか、第4戦までは無観客での開催となるなど、異例のシーズンとなったが、ARTAはGT500クラス、GT300クラスともに最終戦まで優勝争いに加わり、ファンに「強いARTA」を披露した。

2021シーズン、ARTAのSUPER GTチームは、総監督は鈴木亜久里氏、エグゼクティブ・アドバイザーは土屋圭市氏が引き続き務め、GT500クラスは野尻智紀選手と福住仁嶺選手が「NSX-GT」で参戦する。

また、GT300クラスでは高木真一選手と、ARTAの新たなドライバーである佐藤蓮選手が「NSX GT3」で参戦する。佐藤選手は鈴鹿レーシングスクール フォーミュラのSRS-Formula卒業生。2019シーズンにはSUPER GTのサポートレースであるFIA-F4ジャパニーズチャンピオンシップでシリーズチャンピオンを獲得、2020シーズンはFIA-F4フレンチチャンピオンシップに参戦しシリーズランキング2位になるなど、成長が期待される若手ドライバーだ。

GT500マシン ARTA NSX-GT #8《写真提供 オートバックスセブン》 ARTA NSX GT3 #55《写真提供 オートバックスセブン》 高木真一《写真提供 オートバックスセブン》 福住仁嶺《写真提供 オートバックスセブン》 野尻智紀《写真提供 オートバックスセブン》 ARTA Project プロデューサー 鈴木亜久里《写真提供 オートバックスセブン》 エグゼクティブアドバイザー 土屋圭市《写真提供 オートバックスセブン》