日産自動車(Nissan)の中国部門は1月8日、2020年の新車販売の結果を発表した。商用車や輸入車、現地合弁の東風日産(一部車種)を含めた総販売台数は、145万6738台。前年比は5.8%減と、2年連続で前年実績を下回った。
全販売台数145万6738台のうち、乗用車が主体の東風日産と「ヴェヌーシア」は2020年、121万9428台を販売した。前年比は6.3%減だった。
商用車が主体の鄭州日産と東風の商用車部門は2020年、21万7275台を販売した。前年比は1.9%増と、前年実績を上回った。ピックアップトラックの『ナバラ』が、販売増に貢献した。
日産の中国市場における乗用車の販売の主力は、引き続き、小型セダンの『シルフィ』。上級セダンの『アルティマ』も支持を集める。SUVは、『エクストレイル』と『キャシュカイ』が販売の中心だ。
日産の中国新車販売、商用車が増加 2020年
2021年01月13日(水) 06時30分
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