ボルボカーズのベルギー・ゲント工場《photo by Volvo Cars》

ボルボカーズ(Volvo Cars)は1月7日、ベルギーのゲント工場におけるフルEVの生産能力を、3倍に増強すると発表した。

今回の発表は、ボルボカーズの充電可能なモデル、「リチャージ」(フルEVとPHEV)のラインアップの急速な需要増に対応するのが狙い。ゲント工場は、ボルボカーズのグローバル生産ネットワークにおいて、初めてEVの製造を開始した工場だ。

ゲント工場では、ボルボカーズ初のフルEVの『XC40リチャージ』と、『XC40』のプラグインハイブリッド車(PHEV)を生産している。ゲント工場では現在、「CMA」アーキテクチャをベースにしたボルボ2番目となるフルEVを、2021年後半に生産開始する準備を進めている。2022年までには、ゲント工場のフルEVの生産能力は現在の3倍以上になり、工場全体の生産能力の約60%に達する見通しだ。

ボルボカーズは、プレミアムEVメーカーになることを目指しており、今後数年のうちに複数のEVを発売する予定だ。2025年までには、世界販売台数の50%がフルEVで、残りをハイブリッド車にすることを目標にしている。

また、ボルボカーズは次世代のモーターの自社設計と開発にも大規模な投資を行っており、今後数年間で7億スウェーデンクローナを投資する計画だ。また、2020年代半ばまでに、スウェーデン・ショブデのパワートレイン工場において、モーターの完全な自社生産を確立する計画も発表している。

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