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大雪の影響で関越自動車道で数百台の車が立ち往生した。立ち往生している間に車内が冷えるので暖房をかけ続けるとガス欠になる。身動きが取れなくなり、暖房もつかなくなる。ガス欠した場合に自動車保険でサポートされるサービスはあるのか?

損害保険ジャパンは、大雪における立ち往生や雪による自動車に関するトラブルについて、ユーザーから問い合わせの多い内容を案内している。

損害保険ジャパンによると、自動車保険に付帯されているロードサービスに、ガス欠の場合の給油サービスが付帯されていることがあるので、立ち往生したときには契約内容を確認するといい。電気自動車の場合も、保険に付帯されているロードサービスでレッカーけん引や給電をサポートしてもらえる可能性がある。

そのほか、大雪による立ち往生で注意することとして損害保険ジャパンは、自動車のマフラーが雪に埋まり、排ガスが車内に逆流することによる、一酸化炭素中毒をあげる。一酸化炭素は無臭で気付きにくく、非常に危険だ。自動車が立ち往生した場合は、定期的に外に出てマフラーが雪に埋もれないように除雪すること。

また、営業などで自動車に乗る機会が多い職種や長距離ドライバーは、車内に、毛布や防寒着などの暖をとるものや、除雪用の長靴、手袋、スコップ、食料などを備えておくことが望ましいとする。

損害保険ジャパンのロードサービスは、例年年末年始に出動要請が増加する。12月・1月は例月比で1〜2割多いそうだ。要因として、帰省や旅行で自動車の利用が増えること、ガソリンスタンドが空いていないことをあげる。移動先・途中のガソリンスタンドの営業状況を把握し、普段よりこまめな、計画的な給油が重要だ。

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