ダイハツ・ムーヴ(2017年)《写真提供 ダイハツ工業》

ダイハツは10月15日、『ムーヴ』および『ステラ』のリヤコンビネーションランプに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2017年7月21日から12月4日に製造された1万3210台。

対象車両は、リヤコンビネーションランプにて、構成部品の生産管理が不適切なため、樹脂部品の密度が不足しているものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該部品が熱収縮し、最悪の場合、LED素子が周辺部品との干渉によって破損し、ブレーキランプやテールランプが点灯しなくなるおそれがある。

改善措置として、全車両、リヤコンビネーションランプを良品と交換する。

不具合は314件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。

改善箇所《画像提供 国土交通省》