グーグルのウェイモの自動運転タクシー配車サービス《photo by Waymo》

グーグル(Google)の自動運転車開発部門のウェイモは10月8日、米国アリゾナ州において、無人の自動運転車を使ったタクシー配車サービスを一般向けに開始した、と発表した。

この配車サービスは、「ウェイモ・ワン」(Waymo One)と呼ばれるものだ。サービスを利用するには、専用のアプリをスマートフォンなどにダウンロードする必要がある。

ユーザーは、このアプリを通じて、無人の自動運転タクシーを呼び出す。無人の自動運転タクシーは、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)のクライスラーブランドのミニバン、『パシフィカ』がベースとなる。

無人の自動運転タクシーは24時間、365日呼び出すことができる。目的地までの距離や時間に基づいて、あらかじめ料金がアプリに表示される。

ウェイモのジョン・クラフチックCEOは、「ウェイモ・ワンの乗客に完全無人運転のサービスを提供できることをうれしく思う。近い将来、ウェイモの100%が完全に無人運転になるだろう」と述べている。

グーグルのウェイモの自動運転タクシー配車サービス《photo by Waymo》 クライスラー・パシフィカ・ハイブリッドベースのウェイモ自動運転車《photo by Waymo》 クライスラー・パシフィカ・ハイブリッドベースのウェイモ自動運転車《photo by Waymo》