ボルボカーズの主力車《photo by Volvo Cars》

ボルボカーズ(Volvo Cars)は9月7日、2025年までに世界新車販売の50%をオンライン化するという目標に向けて、新車の販売、リース、サブスクリプション、サービスを全面的に改革すると発表した。

ボルボカーズは今春、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大の状況下において、オンライン新車販売の「ステイホームストア」を欧州で導入した。

ボルボカーズは、安全な方法で新車を購入したい顧客に向けて、ステイホームストアを導入した。ステイホームストアでは、ボルボカーズのオンライン販売ツールを活用し、ディーラーの営業スタッフに会うことなく、新車購入の手続きが行える。現在の経済情勢を反映して、ローンの場合は、頭金なしまたは支払い猶予期間を設けるなどの柔軟な対応を実施している。

ステイホームストアは、ボルボカーズのヨーロッパでの販売量の60%を占める国に、最初に導入される予定だ。その後、さらに多くの市場に拡大展開していく。ボルボカーズの戦略は、世界中のディーラーと協力して、シームレスなオンライン/オフライン販売体制を構築することにあるという。

ボルボカーズは、顧客は間もなく、オンライン販売とオフライン販売を柔軟に選択できるようになる、としている。

ボルボカーズの主力車《photo by Volvo Cars》 ボルボカーズの主力車《photo by Volvo Cars》