トヨタ・モビリティ基金(TMF)では、交通安全に向けた取り組みの一環として、高齢ドライバーおよびその家族にとって有用な情報を集めた総合サイト「高齢ドライバードットコム」を公開した。
日本では、交通事故の件数や死者数は減少しているものの、高齢ドライバーが当事者になる事故は横ばい傾向で、75歳以上の高齢ドライバーの免許人口当たりの交通死亡事故件数は、75歳未満の運転者の2.4倍。今後、高齢の運転免許保有者の増加が見込まれるため、高齢ドライバー向けの安全対策が急務となっている。
同サイトでは、加齢に伴う高齢者の身体的特性の変化に応じた安全運転の方法や運転能力のセルフチェック、免許返納を検討する際の家族としての接し方等、高齢ドライバーとその家族が日常生活の中で感じる関心事や不安・疑問の解消の参考となる情報として、行政、学識者、保険会社、自動車メーカー等、交通安全に関わる多様な立場における取り組み、アドバイスについて網羅的に紹介している。
高齢ドライバーと家族のための総合情報サイト公開 トヨタモビリティ基金
2020年08月11日(火) 20時00分
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