リモコンエンジンスターター《写真提供 カーメイト》

カーメイトは、新通信規格「LoRa」により通信性能を従来比3倍に向上させたエンジンスターター2機種を8月4日より発売した。

新製品は、広範囲で使用でき、障害物にも強いLoRa規格を採用。アンテナ内蔵リモコンでありながら市街地最大1500メートル(同社従来品比3倍)の通信距離を実現する。アンテナを伸ばす手間が不要のため、コンパクトかつスタイリッシュに使用可能。市街地のマンションなど、従来品では電波が届きにくかった環境でもスマートにエンジンをスタートできる。

また、汎用モデル(TE-W8000)とプッシュスタート車専用モデル(TE-W80PSB)の2機種をラインアップ。LoRa規格採用モデルでは対応が少ないプッシュスタート車の適合を拡大し、より多くの人が使えるようにした。

リモコンはシンプルなアイコンと液晶表示で、操作内容が直感的に分かりやすいデザインに。マットや艶、ヘアラインといったパーツごとに質感の異なるブラックを施すことで、主張しすぎない高級感を演出する。また、車内温度の変化に合わせて過剰なアイドリングをカットするエコモードを従来品より引き続き搭載。無駄な燃料消費を抑えることができる。

価格はオープン。

リモコンエンジンスターターW8000(左)とリモコンエンジンスターターW80PSB《写真提供 カーメイト》 最大電波到達距離《写真提供 カーメイト》